限度額最高800万円のオリックス銀行カードローンは、限度額内で繰り返し借りられます。

返済時の利息は借り入れ残高で変わる

オリックス銀行カードローンに限らずですが、カードローンの返済時に支払う利息は借り入れの残高によって変わります。以下の計算式によって利息が算出されているためで、利息負担を軽くしたいのであれば効率的に借り入れの残高を減らす必要があります。

毎月の約定返済金額での入金でも借り入れ残高は減るのですが、返済のペースとしてはどうしても遅くなります。約定返済金額はあくまで最低限の返済額であり、その金額だけの返済では完済までに数年もの期間を要します。

それだけの期間をかけて返済するとなると最終的な利息総額も大きくなってしまうため、借り入れの残高を効率的に減らせる任意での返済は有効に活用をしたいものです。

  • 上乗せした入金額は元金分に

毎月の約定返済金額には分割での元金分の返済と、その間の利息の支払いが含まれています。入金額全てが借り入れ残高の返済にはあたらず、支払っている金額に対して思うように残高が減りません。しかし、約定返済金額以上の入金は上乗せした分が全て借り入れ残高である元金分の返済に充てられるため、早いペースで完済が目指せるようになるのです。

例えば、オリックス銀行カードローンで50万円を年12.0%の金利で借りた場合の返済は毎月9,000円となりますが、9,000円のうち元金分にあてられるのは30日間の利息4,931円を除いた4,069円となります。

少し金利を上げて50万円を年15.0%で借りているとすれば利息が6,164円となるため、9,000円の入金をしても元金分にあてられるのは2,836円にしかなりません。これでは完済をするまでに長い期間を要し、支払っている金額から考えて返済が進んでいないと感じられてしまいます。

しかし、入金額を上乗せして返済を進めるとその分が元金分となり、返済が一気に進みやすくなります。50万円の借り入れの例であれば以下の表のようになります。

金利と利息
(30日間/365日)
年12.0%
利息4,931円
年15.0%
利息6,164円
年17.8%
利息7,315円
9,000円入金時
元金分の返済
4,069円 2,836円 1,685円
12,000円入金時
元金分の返済
7,069円 5,836円 4,685円
15,000円入金時
元金分の返済
10,069円 8,836円 7,685円

約定返済金額の9,000円の返済では金利が年12.0%だとしても半分程度が利息に、年17.8%の金利での借り入れとなると多くが利息分として取られてしまいますが、上乗せをして入金を行うと多くの元金分の返済が行えるのが分かります。

元金分の返済を多く進めて借り入れの残高を減らしておけば、上に挙げた利息計算の通りオリックス銀行カードローンの返済時に支払う利息は少なくなっていきます。借り入れの残高が多く残っている状態では利息が重く圧し掛かりますが、返済を進めれば進めるほどに利息が減るため、より返しやすくなるのです。

借り入れ当初の利息が重いとしても、完済までその利息額のまま支払うわけではありません。積極的に返済を進めて残高を減らせば、一回あたりの支払う利息は軽くなっていきます。

  • 最低額だけの返済ではどうしても厳しい

オリックス銀行カードローンの返済金額は借り入れ残高が10万円以下なら3,000円と軽くなっていますが、最低返済金額だけの入金では完済が遠のいてしまいます。借り入れ期間が長くなればそれだけ利息を無駄にすることになるので、余計な利息の支払いを抑えるためにもなるべくなら多めの返済を進めるようにしましょう。

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